よくある質問

 新潟市内で井戸を掘ってもいいのですか? 届出など必要ですか?

A. 新潟県内で井戸を掘ってはいけない場所はありません。 新潟市内の場合(秋葉区その他の1部地域を除き)20m以上掘る場合には県知事許可が必要となりますが、民間井戸での許可はほぼ下りないと思われます。言い換えれば、20m以内であれば様々な口径の井戸を掘る事が可能です。(天然ガス井戸は何mでも掘ることは出来ません)

他の市町村では、深さの規制はなくてもポンプの規制があったり、事前の届出が必要となるなど様々です。詳しくは、各市町村窓口へお問い合わせください。

 

 自宅の消雪井戸を掘って、地盤沈下や家が傾いたりしませんか?

A. 長岡、魚沼、上越地域などで地盤沈下は大変な問題となっていますが、この地域で汲み上げている地下水量・地下水低下工は、新潟市と比べ物にならない程に大きいです。 新潟市内の場合、地下水低下で起こる地盤沈下は圧密沈下が考えられますが、自宅の消雪用に掘る井戸では圧密沈下を起こすほど水位低下をさせる水量を必要としません 。
ただ近年、新潟市内での個人・企業の消雪井戸が増え、冬季の地下水位低下が大きくなってきています。近々、新潟市内でも取水制限なんて事が起こりえるかもしれません。

 

 災害時にも飲める井戸を出して欲しいのですができますか?

A. 阪神大震災以後、大きな地震・災害が起こるたびに問い合わせが増えておりますが、飲料水としての地下水は徐々に減ってきています。地下水低下や農薬その他による汚染などの影響が大きな要因です。 また新潟市内は、金気(赤水)など鉄分の多い地下水の為、飲料水には不適合です。
鉄分が少なくいい水が出る所は新潟市内でも幾つかあり、場所は当社である程度把握しておりますが、そのまま飲料水としてつかえるか、赤くなるかどうかは水質調査をしてみなければわかりません。 鉄分や汚染水を取り除く水処理装置も取り扱っておりますが、一般家庭向けの物は大変高価になります。

 

 うちの井戸は深さ15mもあるので深井戸用ポンプが必要ですか?

A. 地上ポンプの吸水能力は、井戸の深さではなく運転時の地下水位によって決まります。                                  井戸の深さが20mでも地下水位が概ね5m以内且つ井戸水の供給能力が十分にある場合、浅井戸用ポンプで揚水可能です。(使用水量によって異なります)

井戸の深さが15mでも地下水位が概ね5m以上下がっている様であれば、特殊な地上ポンプが必要となります。

 

 地下水位ってなんですか?

A. 地下水位(ちかすいい)とは、平均海面(海水面)を基準として測った地下水までの深さのことです。 海水面と地下水面(井戸を掘ったときの地下水の表面)の差で測ります。

 

 井戸水が出なくなった。枯れてしまったのでしょうか?

A. 古い井戸の場合、原因のほとんどが井戸の詰まりだと考えられます。 口径150mm以上の井戸であれば井戸洗浄である程度水量復帰しますが、それ以下の口径では、洗浄が難しく洗浄の費用より掘り直した方が安い場合があります。 新しい井戸を掘っても水質によってはすぐに目詰まりする場合もあります。

その他ポンプまたは吸水配管の不具合も考えられますので、当社へご連絡下さい 新潟県内は地下水が非常に豊富なところですので、井戸が枯れるという事はあまり起きません(冬期間だけ枯れる井戸が増え始めました。)